between the sky


フィンランドの片田舎での営み
by bts_wn
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『ヤコブへの手紙』から

地震の起こる前日本に里帰りした際、以前フィンランドに住んでいた友と「ヤコブへの手紙」を見に行った。

フィン語音声、日本語字幕両方で同時に視聴。
すでに始まって10分くらいで、涙してしまった。
主人公のレイラは終身刑に決まっていた囚人。その彼女が恩赦されて刑務所から出所する。
レイラ自身も誰が頼んで刑務所から出してくれたのか、わからないし、自分で自分を責める彼女は刑務所から出て行く事を拒む。
「Hänellä oli elinkausi, mutta hänet on armahdettu.」
「彼女は終身刑だったが、恩赦された」
(完全に台詞覚えてないですが)

この台詞、日本語だと刑法に関する部分だけしか見えないのだけれど、フィンランド語だとものすごく「赦される」という事が心に響く一文。

私も神様の目から見たら、罪にまみれそれは聖なる神様から見たらゆるされない事ばかりだった。
しかし、それをイエスさまが死んでくれた事により私の全ての罪は赦された。
armahdettu - 原型はarmahtaa「罪、責任を解除する」という意味だけれど、armo「恵み」という言葉から作られた言葉。その受け身としてarmahdettuとなっている。「恵みによって赦された」と。
「on armahdettu」、ここの「on」は状態が続く事を示している動詞。
だからずっと赦されていると。

私にはこのフィンランド語の一文が、「あなたは一生赦されることのない者だったけれど、神の恵みにより赦されたのだ」とそのまま聖書の言葉として響いた。
隣に座っている友達はこれで泣く訳ないし、端っこに座っていた知らない人も私がここで泣き出して(ええ?!)っていう感じだったと思う。(あまり観客いなかったので…)

イースターが近いから、映画のこの部分を思い出す。

私たちのために鞭打たれ(ローマの刑だけれど、これだけで命を失ってしまう者がいたほど酷いものだった)、さらに十字架を背負い、最後にその上で死なれた主。
その激しい愛を思う1週間。

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by bts_wn | 2011-04-17 18:14