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フィンランドの片田舎での営み
by bts_wn
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昨日の会話から

フィンランドではVappuメーデーはかなり大切な祝日。なぜかというとお酒が飲めるから!

それはさておき、ウチにも夫の親戚夫妻を招き楽しんだ。

最近の私は年末に仕事をやめて以来(なぜやめてしまったか疑問の方は個人的にきいてね★)、かなり自宅に引きこもりがちでフィンランド人と話す機会も相当減っている。夫との会話はフィンランド語だけど。
この夫婦は年に2回くらい一緒に食事をして話すのだけれど、文章系作家とTV関係者なのでいろんな事話せて面白い。
夫が作家でしかも主夫なのでずっと家にいるという話になった。「フィンランド女に『家で主婦をしろ』というと、『この時代錯誤者が!女だって仕事で成功する権利がある!!!』って言われるけれど、『自分は主夫』だと言うと賞賛される」と。

私はものすごく主婦がしたくて家にいるわけでもない。
だから家にいても、ものすごくこった料理したり、時間かけてアイロンかけたりとかはしない。
野望的には外で仕事したい。が実は、今神様から止められている。ドクターストップじゃなく、ゴッドストップ。『飛び立とうとする前に、休みなさい』と。
ときたま突発的にいろんな人の色んな必要に応えて、様々な事をしているけれど、基本的に「在宅待機中」。

でもただ家にいるだけでものすごく変わった事がある。それは子供(特に上の子)が日本語で話すようになった事。
去年は私が日本語でどんな会話していてもフィンランド語でしか返ってこなかったのに、最近は普通に日本語で話す。2月に日本に帰ったというのも大きいのだろうけれど、子供が帰って来たときに「ただいま」、「おかえり」だけで、それがどれほど子供にとって大きなことなのか。

毎朝「今日、家にいる?」ときかれるから、「いるよ〜」、「今日は街で用事があるから」ってやりとりがあるけれど、「なんで?」ってきくと、「いや、別に」って答える。
けれど帰ってくる家に誰かがちゃんといるっていう事って、子供にとってものすごく大きな事なんだろうな。
(本当にこういう非生産的生活続けていていいのか?)と疑問に思い、ちょっと焦ってしまった時もあるけれど、親戚夫婦との会話を通してまだまだボーッとしていていいのだなと確信し、受け止める事ができた。作家主夫も「家に人がいることは実は大きなことなのだ」と言っていた。彼は子供たちが保育園、学校に行っている1日の5時間の間に3年かけて本を書いたらしい。主夫でも十分仕事もできる。

『休みなさい』本当にこのフィンランドで子を生み、育て、フィンママ達と付き合い、その後は語学学校に通い、普通にフィンランド人の会社に通ってその中の仕事文化や待遇の違いで苦しんだりしてきた。自分で会社始めたものの、仕事とれなかったり、詐欺まがいな事にもあったり、鬱になり続けられなくなり結局登録抹消。言葉、文化の違いの中で、自分の居場所、自分と関係を持ってくれる場所、自分の価値を認めてくれる場所を見つけようと必死にやってきた。こう書いてみると、やっぱりものすごくがんばってきてたんだな。

私生活ではもともと一匹狼的に生きて来たので、日本人ともあまり交流してこなかったけれど、最近ここ数年は日本人と楽しむ事が増えて来た。人間関係も信じられないくらい面白くなってきた。Kiitos Jeesus!

この人生の真ん中で与えられた穏やかな時間に感謝しよう。これがきっと後に、全ての事をいい事にしてくれるという希望をもって。
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by bts_wn | 2011-05-02 00:57