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between the sky


フィンランドの片田舎での営み
by bts_wn
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イースターとは

去年まではイースターは「ひよことうさぎの祭り」としか思えませんでしたが、今年は違います。
イエスが十字架での死に至り、復活された事を祝う復活祭。
単に「十字架での死」と言ってもどんなものかイメージも出来ませんが、クリスチャン関係の本で言われている事はこうです。(ココロの奥が楽になる本/石原良人著より)

「ローマ兵達はこの朝もイエスを裸にし、様々な種類のむちを使って、イエスの身体を激しく打ちました。むち棒の先には、なめした長い皮のひもが付いており、その先は数本に分かれ、それぞれの先には金属の固まりの中に動物の骨が埋め込まれていたのです。つまりイエスがむちを打たれたとき、打たれたときの痛みばかりでなく、その無知を引く時に、背中に食い込んだ金属と動物の骨がイエスの肉と血管、神経を同時に引き裂いていきました。
どのような痛みが走っていたかを想像出来るでしょうか?結局の所、イエスが打たれたむち打ちの合計はユダヤの裁判で39回、そしてこの朝からはローマの管轄のもとで無制限に叩き続けられたのでした。彼の背中、腰、首、腕、そして胸の方まで、激しいむち打ちによって、普通の人間が持つような肉体の姿はもうありません。あらゆる部分の肉は飛び出して、中の骨まで飛び出していたことでしょう。彼は十字架にかけられる前から、人が受ける究極の痛みを既に経験されました。

その後50キロもある十字架を背負わせて、ゴルゴダと呼ばれている場所に向かわせました。

ゴルゴダに着くとローマ兵達はさっそく、イエスを十字架の生木の上に寝かせ、二十センチもある長く太い釘を右の手、左手そして両足を絡ませて合計三カ所打ちました。
朝の九時、イエスは全世界の罪を一身に背負って、はりつけにされ、その身体は全世界の前でさらし者にされました。彼は三本の釘だけに支えられた身体の重心を自分で調節しなければなりませんでした。また激しい痛みの中で苦しむだけでなく、呼吸をするために全身の力を振り絞らなければなりませんでした。十字架の上で、イエスの肺には血が溜り、身体を伸縮させなければ思うように呼吸ができません。一度の呼吸のために、彼は全身の力を足の釘に集中させました。足で身体を支え上げたそのとき、まだ渇ききっていない背中のただれた肉がカンナのかかっていない生木の上を滑らせ痛みが走ります。イエスは大きく息を吸い込み、足の力をゆっくりと抜きながらもう一度行き吐いて、一呼吸が完了します。そのとき、全身に激しい痛みが走りました。私たちはこのような痛みを経験したことがないので、おそらく誰も理解する事ができないでしょう。」

私もこれを読んでびっくりしました。
西洋の宗教画にみられるような、イエスの死は美しいものでは無かったと言う事です。
このように想像を絶する痛みを我が身に受けて、イエスは私たちの罪を帳消しために十字架で死なれました。

天のお父さんは人間の罪を無いものとするために、自分の子であるイエスをその代わりとして殺さなければならない苦悩を味わいました。子であるイエスは父の意思に従順に従いました。

私は母でもあり自分の両親にとっては子でもあります。誰が自分の子を他人の罪の責任のために死にまで追いやる事ができるでしょう?また親にそんな事を望まれる子の気持ちもどのようなものでしょうか?

天のお父さんと、子であるイエスの私たちに対する愛は非常に深いものなのです。


イースターとは_e0123689_128751.jpg

by bts_wn | 2008-03-22 01:48 | 日々雑感